令和の雛人形選び

子どもの無事な成長と幸せを願って広く一般的に雛人形を飾るようになったのは江戸時代のことですが、それから400年以上の間、時代の流れに合わせて雛人形はさまざまな形に変貌してきました。
一体が50cm以上もある巨大な親王飾りや、宮中の寝殿まで再現した豪華な御殿飾り、昭和に流行した何段もある段飾りなど、時にはその家の隆盛を物語るものでもあったようです。
都市化によって高層マンションなどの集合住宅が増え、フローリング床が当たり前になっている令和時代の住宅事情ですが、すっかりコンパクト化した雛人形にも年々さらに新しい変化が起こっています。
そんな令和に相応しい雛人形選びについて調べてみました。

目次

1. 新時代を感じる雛人形
2. 引き続きシンプルモダンは人気の的
3. 雛人形に関するお問い合わせはこちらまで

新時代を感じる雛人形

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ここ数年主流だった、どんな雰囲気の部屋にも合わせやすいシンプルでモダンなデザインの雛人形は引き続き人気を集めていますが、さらに黒やゴールドのアクセントで重厚感を持たせたものも多く見られます。
一方で木目を生かしたナチュラルテイストの雛人形も、お部屋のインテリアに合わせやすいことから最近人気が急上昇していますが、さらに白木素材を使った全体的に白い印象の雛人形が注目を集めています。
和を基調とした色使いや紋様で高級感を感じさせる雛人形とは違い、白や淡い色調が持つ清らかさを全面に出し、まるで教会で行う結婚式をイメージしたような新しいタイプの雛人形がトレンドとして登場しています。
花飾りも洋風のブーケやリース状のものが飾られていたり、衣装も違和感のないように白地や淡いパステル調の着物だったりします。