羽子板飾りの選び方

2023年10月13日

昔から凧揚げ、羽根つき、コマ回しはお正月の遊びとして定番とされてきましたが、それにはちゃんと理由があります。中でも特に羽根つきは邪気を祓い一年の無病息災を祈念する宮中行事に由来するもので、羽子板は魔除けの効果があるとされ現代でもお守りとして飾ります。
人形の町と言われる埼玉県岩槻でも昔から羽子板飾りが盛んに作られてきました。　

羽子板飾りが誕生したのは江戸時代
羽子板の種類
岩槻の羽子板飾り取扱い店のご紹介

羽子板飾りが誕生したのは江戸時代

羽子板の種類

羽子板飾りはいくつかの種類に分かれます。
遊びで使う羽子板は末広がりの形をした板に直接女の子の絵が描かれていたりする簡単な物ですが、飾るための羽子板は装飾がとても豪華で大きさもさまざまです。
江戸時代、人形作りの技術を用いて作られるようになったのが、歌舞伎の人気役者やお伽話の一場面をモチーフに立体的な人形で装飾された押絵羽子板です。もともとは女の子の初正月用というよりも人気役者のグッズ的な要素が強い商品だったようですが、大変華やかで見ごたえがあるのが特徴です。
現代でも昔ながらの振袖を着たお姫様調の押絵羽子板は人気があり、東京浅草で年末に開催される羽子板市にも押絵羽子板がたくさん並びます。

一方で近年、同じように日本の伝統的な工芸技術を用いたつまみ細工や水引をアレンジした羽子板飾りも数多く見られます。どんなお部屋にも合わせやすく、年齢を問わずインテリアとしても長い期間飾ることができることから人気が高まっています。
お祝いとして贈る場合は好みのタイプや飾るスペースなどを確認して決めると良いでしょう。

岩槻の羽子板飾り取扱い店のご紹介

人形の町岩槻の「岩槻人形優良店会」に加盟している店舗でもたくさんの羽子板飾りを取り揃えています。各店舗からお勧め商品をご紹介します。