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2017年11月20日
赤ちゃんの視力=30cmの秘密
こんにちは。じいたんです。
私の仕事はこういうホームページや印刷物の作成(企画とディレクション)もありますが、ライターとして取材をしたり、シナリオや童話、紙芝居などを作ったりしています。埼玉県のいくつかの県立高校の学校案内などの映像も作成しています。できることで、嫌いなこと以外はなんでもします。嫌いなことというのは、私にとって価値がないとか、社会的に有害と自分で判断した仕事ですね。
少々脱線しました。そんな中で、東北大学脳科学センターの川島隆太教授にインタビューをしたときに聞いた話です。
生まれてしばらくの赤ちゃんの視力というのは30cmほどなのだそうです。それは実は、授乳している時の赤ちゃんとお母さんの顔の距離です。赤ちゃんにとって必要なのは、その距離だけ。後は見えなくても生きていけるのです。その距離の中で、赤ちゃんは必死にお母さんの表情を探ります。
「自分をみていてくれているのかな」
「よかった。笑顔だぁ」
「お母さんきれいだな」
いろいろなことを感じているでしょう。
その時、もしもお母さんが赤ちゃんを見ていなかったらどうでしょうか。スマホを見ていて上の空で授乳していたらどう思うでしょうか。
不安いっぱいだし、寂しいことこの上ないと思います。人生の最初のコミュニケーションの失敗でもあります。この経験が、コミュニケーション下手な人を生んだとしてもなんの不思議もありません。
「食事をしながらテレビを見てはいけません」と私は子どもの頃に教わりましたし、その理由に納得もしました。今、こんな仕事ができているのもコミュニケーション能力は人並みだからだと思います。同じ理由で、世の中のお母さんに言いたいと思います。
「赤ちゃんに授乳しているとき、子どもが話しかけたとき、そのスマホはおやめなさい」