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2018年3月26日
死んだフリをした私に孫がしたこと
こんにちは。じいたんです。
文章を書いていますと、どうして思ったことを思い通りに書けないのだろうとがっかりすることがありませんか。
『言葉にする』というのは、それだけ難しい作業なのだと思います。
片言をしゃべり始めた子にも、同じようなことが起きていると感じます。
「まんまぁ」としか言葉が出てこなくても、実際に言おうとしていることはもっともっと多様です。
「お腹がすいたので、昨日たべたうどんを食べたい!」という感じくらいの、意味がこもっていると思っていいです。ま、別の品が出てきても、食べますけれどね。
逆に聞き手としての乳幼児は、かなりのことを理解していると思った方がいいです。ある日、言葉が上手になったときに、驚きの発言をしますよ。
「昔、お母さんがそう言ったよ。サンタさんが来た時」みたいに。その時、その子が1歳で言葉がおぼつかなくても記憶しているんですね。誰とどこへ行ったとか、とてもよく覚えていますから。それにしても3歳児でも「昔」というのがおかしいですよね。でもよく使っています。1年間でも、彼らにすれば人生の1/3ですから当然なのかな。
ただ、4歳くらいのところに記憶のボーダーがあるような気がします。それ以前とその後で、記憶の領域が異なるような感じ。幼稚園などに行くようになり、異なる環境や価値観の中で過ごすせいかもしれません。3歳までは1歳の時のことをよく話すのに、4歳になると忘れてしまうような感じがします。幼稚園に入ると日々生きていくための知識やルールが変わりますので、それまでの知識や記憶は脳の深い領域に追いやられてしまうのでしょうね。
お宅のお子さんはどうでしょう。ぜひ、観察してみてください。