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子育てに学ぶ。じいたんの子育てサポートブログ

将来、子どもに嫌われない父親をめざして

こんにちは。じいたんです。 今回はお父さん向けのメッセージです。私には二人の娘がいます。思春期ぐらいから、父親を毛嫌いする娘というのが多いそうですが、私はそのような目には合いませんでした。下の娘などは、今でも私のベッドでテレビを見ているような具合です。 そこで、将来子どもに嫌われないためのヒントをご提供したいと思います。 まず、積極的に育児に参加することです。仕事で疲れているので、休みの日はゆっくりしたい、という方もいるでしょう。でも、休みの日の午後だけでも、子どもと遊んであげてください。できれば、奥さんに「今日は俺が面倒みるから、好きなことしてきていいよ」と言ってあげてください。奥さんは休みなしにお母さん業をしているのです。たまには子どもと完全に離れた時間をとってもらって、ストレス発散の時間が必要です。 これには他にも重要な三つの効果があります。  
  • 妻に感謝される
これはかなりのポイントです。子どもは母親の影響を受けやすいのです。妻からダメダメ人間のレッテルを貼られてしまったら、ちょっと挽回が難しいです。子どもの前でお父さんの悪口を言っているお母さんもときどきみかけますが、あれ、自分の首をしめていますね。親がそんな調子では、子どもは不安でしかたありません。0歳児にだってその雰囲気は伝わります。情緒不安定な子にしないためにも、お互いに尊重しあわなくてはいけませんね。  
  • 母親とは異なる人生観や価値観を伝えられる
1歳くらいになると、言葉はしゃべれなくても、親の言っていることのほとんどを理解するようになります。日頃、子どもは母親と1対1の生活です。そうしますと、母親の持っている一つの価値観だけが、この世の全てのように感じてしまいます。でも、そんなわけないですよね。世界はもっと多彩であって、子どもが進める道も多様でなければなりません。 お母さんが「ダメ!」と言ったことでも、お父さんは「よし、いっしょにやってみよう!」かもしれません。その時、子どもの閉塞感はかなり和らぐはずです。要は、いろいろな大人のサンプルを見て育った方が、フレキシブルな発想のできる人になれるということ。その方が、人生の難問に出会ったときに、柔軟に対応できると私は思っています。 ついでに書きますと、お母さんは日頃の慣れもあって、ただ怒るということがよくあります。ぜひ、お父さんは冷静に、その理由をきちんと伝えてください。いずれ詳しく書きますが、怒ると叱るは大違いです。逆の立場になればわかるでしょう。  
  • 共感体験ができる。
今、脳と心理学の研究が進んでいて、心の動きを機械によって調べられるようになりました。 人と人が共感したとき、お互いの脳のまったく同じ個所(偏桃体)が同時に活性化するのだそうです。この共感体験をすればするほど、相手を好きになっていくこともわかっています。 奥さんのいないとき、赤ちゃんと共感体験を重ねようではないですか。時間的には母親には勝てません。でも密度やインパクトで巻き返しを図るのです。 赤ちゃんの目の前でグーとパーを繰り返す動作をしたとしましょう。成長が早いので、一週間前には見向きもしなかったのに、突然興味を示したりします。そうした変化を発見するのも楽しいですよ。ヒントとしては、母親との差別化と五感フル活用です。 聴覚=歌や演奏 味覚=新しい果汁(離乳期) 視覚=色や動き 嗅覚=花などの香り 触覚=足裏マッサージ など活用できることはけっこうあります。   私の場合 私は娘たちと自分のベッドで遊ぶことが多かったのです。ベッドを船に見立ててみたり、でんぐり返しの練習をしたり。だから、彼女たちには今でも居心地がいいのでしょうね。楽しかった思い出がたくさんある場所ですから。 それから歌も歌いました。子どもを寝かしつけているうちに自然とその子のオリジナルソングが何曲かできてしまうのです。孫にも同様です。そうしたら、生後2か月後には、孫にとって私は他の人とは別格になってしまいました。私が抱っこをすると泣き止むようになりました。母親(私の娘)にも負けてはいません。いつも歌=聴覚の刺激といっしょに世話をしていたので、共感体験が色濃く残ったのではないかと思います。