こんにちは。じいたんです。
これまでに何度か、娘や孫たちにオリジナルソングを作って歌ったと書きました。私、商売柄、作詞はできますが、音痴ですので歌うのが好きというわけではありません。カラオケに行っても聴き手です。
でも、赤ちゃんを寝かしつけたりするときは、自然とメロディーが出てきます。最初はハミングです。これが面白いもので、赤ちゃんからの波長を受けて曲が生まれてくるらしく、相手によって全然違うリズムになります。
譜面に移すわけでも録音するわけもないのに、また、その子をあやしていると同じメロディーが生まれてきます。そのうちに覚えてしまうので、歌詞をつけます。歌詞もその子を見て感じたことなどを書きます。
子どもの様子を歌詞に入れ込む
例えば、5歳の孫はユキヒロと言います。できた歌はこんな感じです。
♪ユキヒロ君、空を見る。
ユキヒロ君、雲を見る。
ユキヒロ君、星を見る。
そして、いつしか夢見てる。
ユキヒロ君、花を見る。
ユキヒロ君、人を見る。
ユキヒロ君、風を見る。
そして、いつでも右見てる。
この子はだっこされながら、いつもキョロキョロしている赤ちゃんでした。そして、なぜか寝ている時、いつも右を見て眠っていました。この歌詞のおかげでそれを忘れません。名前を早く覚えるように、名前はなるべくいれるようにしていました。
アレルギーの孫娘の唄
2歳の孫娘はアレルギーがたくさんある子で、それに気づくまではいつも肌が荒れていました。彼女のメインの歌の歌詞はこんな感じです。あ、ちなみに孫娘は「このみ」と言います。
♪かさかさに肌荒れて、鼻づまり苦しくて
しかめっ面していてもご機嫌だ。
このみちゃん、このみちゃん
気にくわないことがあっても、
このみちゃん、このみちゃん
今はこの道をいこう。
白い雲 流れゆき、木漏れ日がきらめいて
祝福の風に 身をまかす。
このみちゃん、このみちゃん
いつか旅立つ空を夢見て、
このみちゃん、このみちゃん
今はこの緑の中。
一番の歌詞があまりにリアルなので、二番はきれいなのを作っておこうという、じいたんなりの配慮がありました。どうしてもダジャレが入るのは、まあ、この世代の特性だと思ってください。
でも子どもたちは自然とこうした歌を好きになっていきます。娘も憶えて、緊急時に歌うと効果抜群だと言っています。オリジナルソングである必要はないですが、子守歌の効果はあるのでしょう。2歳くらいになると、もう自分で歌うようになります。