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2018年1月1日
最近のままごとの恐怖(実践録3)
あけましておめでとうございます。じいたんです。
本年もよろしくお願いいたします。また、当サイトで初正月用品をお買い求めいただいた皆様にはあらためて御礼申し上げます。
子どもたちの健やかな成長を願い、今年もブログを続けていきたいと思います。
さて、年頭ではありますが、少し怖いお話から。昨年(2017年)の夏、仕事で数名の保育園や幼稚園、それに乳幼児教育専門の大学教授などにインタビューをしました。そのときに聞いた話です。
「最近の幼児たちのおままごとを見たことありますか?」
「孫のだけですけれど、何か特長がありますか」
「『じゃあ、ご飯にしましょうね。チーン。はい、できたぁ』こんな感じの子が増えましたよ」
「え!」
まな板を見せても、それが何かわからない子もいるそうです。
「母親が料理をしている姿を見たことがないんですよ。育児のアウトソーシング化とインスタント化が今の流れではないでしょうか」
いやいや、それはさすがにまずいだろ。と思った私は流行遅れなんでしょうか。
運動会のお弁当も、コンビニから買ってきてお弁当箱に入れ替えるなんていうことが起きているようです。忙しいお母さんたちには申し訳ないですが、「母の味=コンビニの味」という図式は、文化的にも教育的にもよろしくないのではないのかというのが本音です。
子ども自身は「作る」という作業が好きです。積み木や、粘土遊び、砂場遊びが大好きです。大人が何かを作っていると興味津々。料理を作るお母さんはマジシャンに見えているかもしれません。
そんなところから、尊敬や信頼が生まれてくるのです。電子レンジにその座を奪われたら、寂しいでしょう。物を作る楽しさを知ってもらうためにも、がんばって料理をしていただきたいと思います。今はネットでいくらでもレシピが見られますから、じいたんでもそれなりのものが作れますよ。